名古屋青年会議所様

VRmillion導入事例 どんな状況下でも、発信していくことを諦めないために

名古屋青年会議所様
業種:その他
従業員数:301~1000名

POINT 事例のポイント

  • 情報発信し続けられる環境というバーチャルならではのメリットを認識できた
  • イベントの目的でもあった「ICT活用の可能性の発見」の場とすることができた

課題・ご要望

  1. コロナ禍により、リアル会場での情報発信が困難な状況
  2. 参加者に臨場感を感じてもらいたい
  3. ICT活用の可能性に気づいてもらえる場としたい

導入・効果

  1. テンプレート利用によりコストを抑えながらブース出展を実現
  2. 「多くの参加者と協賛企業を巻き込む力」はオンラインだからこそ
  3. バーチャル開催自体が具体例となり、ICT活用の可能性を広く示せた

バーチャルイベントプラットフォーム
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(平日9:00~17:00)

PROFILE お客様情報

名古屋青年会議所様
業種:その他
従業員数:301~1000名
ご担当者様:
ICT社会推進委員会委員長 杉原様

名古屋青年会議所は、志と情熱を持った若者たちにより戦後まもない時期に結成された団体です。「明るい豊かな社会の実現」を目指し、名古屋の青年経済人たちが社会課題の解決のために日々率先して行動しています。

PROBLEM 課題・ご要望

名古屋青年会議所様により月1回の頻度で長年にわたり開催されてきた例会が、今回は初の試みとしてバーチャルでの開催となりました。コロナ禍という制約を乗り越えるための手段としてだけではなく、ICT社会におけるイベントの新しいあり方を広く示すことともなった「VRmillion」でのバーチャル開催についてお話を伺いました。

バーチャル会場を、ICTの可能性を体感する場に

バーチャル開催形式を導入された経緯を教えていただけますか?

名古屋が抱える社会課題について一般の方に考えていただく機会として続けられてきた例会でしたが、新型コロナウイルスという脅威により開催が困難となってしまいました。しかし、コロナを理由に情報発信を止めてはいけないという強い思いで、これまでの長い歴史の中ずっとリアル会場で開催されてきた例会のバーチャル開催を決断しました。

歴史あるイベントだけに、バーチャル開催に対する反対意見もあったのでは……?

否定的な意見こそありませんでしたが、バーチャル開催がどんなものなのかよくわからないという声は確かにありました。また、バーチャル開催はあくまで手段であり、目的は「ICT社会を推進できる人財育成するための情報発信」です。ただ目新しいだけで集客できなければ意味がありません。それでも、これからの時代を考えたとき挑戦してみる価値があるという前向きな意識をメンバー間で共有できたためGOサインが出ました。​

初のバーチャル開催にどういったことを望み、また、期待されましたか?

当事者意識を持って参加してもらうために、リアル会場に足を運ぶ感覚を望みました。コミュニケーション手段には他にZoomなどもありますが、リアル会場により近いものをということでバーチャル会場での開催を選んだわけです。また、バーチャル開催という形式は今回の例会のテーマや趣旨に合致していたこともあり、「ICTを活用するとこんなこともできるんだ!」という発見や、実際のICT活用のきっかけを提供する場となることを目指しました。

EFFECT 導入・効果

限られた予算と期間の問題をクリアし、納得のクオリティを実現

バーチャル開催に当たりカコムスの「VRmillion」を選んだ決め手は何ですか?

私たちが求めていたことを予算内で実現できるのが「VRmillion」でした。臨場感を重視したのですが、アバターが歩き回ることでリアル会場に足を運んだような感覚を得られます。ブース出展も譲れない条件でしたが、テンプレートを利用してブースを作成できるのでコストを抑えられます。
要望が明確だった反面、予算は限られていたため、残すべき機能は残し、削れるものは削って、なんとか予算内に収まるよう調整していただきました。また、初めての試みに戸惑っていた上に1ヶ月という短い準備期間であったにもかかわらず納得行くクオリティで開催できたのは、カコムスさんのきめ細やかな進捗確認と打ち合わせがあったから。開催に向けて二人三脚で走っていただいた感じです。思い描くことをちゃんと具現化できるのだろうかと当初は不安がありましたが、カコムスさんの丁寧な仕事ぶりを見ているうちに、いつの間にか安心して臨んでいましたね。

集客できるかを心配されていたようですが、結果的にどうでしたか?

蓋を開けてみれば、入場目標人数である500名に近い方々に参加していただけ、大成功でした。メインとなる2時間のフォーラムはYoutTubeライブ配信で行いましたが、そちらも1,680名の方々にご視聴いただけました。リアル会場への集客ではなく、バーチャル会場とYouTubeを組み合わせたフレキシブルなスタイルが、幅広い参加につながったと思います。また、特別なプラグインやプログラムなどのインストールが不要で、Webブラウザのみで実行できるプラットフォームであったことも参加へのハードルを下げ、裾野を広げてくれましたね。
協賛企業各社には明確な目的意識を伴った新しい試みという点に関心を持ってもらえ、リアルでの開催であればおそらく難しかったような大手企業を含む多数の企業に出展していただけました。

参加者の反応にはどのようなものが多かったのでしょうか?

「完成度が高かった」「演出と進行がしっかりしていればリアルでなくても満足度の高いイベントが可能とわかった」など、バーチャル開催への評価の高さが目立ちました。約84%の参加者が今回のバーチャル開催に対し肯定的というアンケート集計結果も得ています。できる限りリアル会場に近い感覚を求めていたこちらとしては、「ワクワクした」「リアル会場感が出ていた」といった声も嬉しかったですね。そのほか、ブースの混雑がない点や、場所の制約がなく参加しやすい点などバーチャルならではのメリットの指摘も多かったです。
「『まだまだ面白いことができる!』とバーチャル開催に無限の可能性を感じた」といった声も多く、反響の大きさを実感しています。ICTを縦横無尽に活用する未来が垣間見えるイベントとすることができたようです。また、内部からの意見としては、実際の会場設営作業がない分イベントの中身にかける時間を増やせるといったメリットも挙げられました。

FUTURE 今後の展望

ICT社会におけるプラットフォームとしてのバーチャルイベント

最後に、今後の展望をお聞かせください。

今回大きな手応えを感じられたので、ネットワーク環境が整備されていないと参加自体が難しくなるといった課題や、フォーラムを会場内スクリーンで行えたらなおいいといった要望はありますが、今後もバーチャル開催を積極的に検討していきたいですね。精度とクオリティをさらに上げたい、商談機能も導入して協賛企業へのメリットを強化したい……などと欲も出てきています(笑)
コロナ禍で頓挫する計画があふれている中、どういった状況下でも発信し続けていける環境の重要さを痛感している人は多いのではないでしょうか。そういった意味でもバーチャル会場でのイベント開催という手法は、緊急避難的なものという位置付けではなく、もはや当然の選択肢となってくるでしょう。「VRmillion」のようなバーチャル展示会プラットフォームがこの先ブラッシュアップされていき、より使いやすく、もっと一般的になっていってくれたらと願っています。

担当より一言

イベントの目的でもあった『ICT社会を推進できる人財を育成するための情報発信』の為に情熱をもって導入を進められた姿が非常に印象に残っております。
イベント後には、『バーチャル開催自体が具体例となり、ICT活用の可能性を広く示せた』というお言葉を頂いた際には、微力ながらお手伝いさせて頂いたことを嬉しく思いました。
今後は、頂きました課題をクリアし精度とクオリティをさらに上げていき、貴社の業務に貢献できるようにいたしますので、今後ともご支援、ご協力ができればと思っております。

バーチャルイベントプラットフォーム
「VRmillion(ヴァーミリオン)」に関するお問い合わせ

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(平日9:00~17:00)