B社様

FLOW+導入事例 変化する働き方に合わせて申請業務も最適化。FLOW+でワークフローの運用負荷を大きく軽減

B社様
業種:IT・情報通信
従業員数:101~300名

POINT 事例のポイント

  • テレワーク環境への対応とMicrosoft 365との親和性を考慮し、ワークフロー機能を最適化
  • フローの全体像を直感的に把握できる画面設計で、複雑な承認経路の作成がスムーズに
  • 新年度の異動・組織改編にも柔軟に対応できるマスタ管理機能で、運用負荷を大幅に軽減
  • Teams連携・クラウド対応により、社外でもスムーズな申請・承認が可能に

課題・ご要望

  1. 設定画面が分かりづらく、複雑な申請ルートの運用が困難
  2. 新年度の異動・組織改編時の運用負荷が高い
  3. テレワークの浸透により、リアルタイムな状況確認が不便に

導入・効果

  1. FLOW+の視覚的なフロー作成画面により、複雑な経路もわかりやすく設計・運用が可能に
  2. マスタに適用開始日を設定できるため、新年度の異動対応を事前準備できるようになった
  3. Teams連携やクラウド対応により、社外からでもリアルタイムで申請・承認ができる環境を整備
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(平日9:00~17:00)

PROFILE お客様情報

B社様
IT・情報通信
従業員数:101~300名
利用部門:全社
利用目的:稟議申請、備品購入、各種届出 など

従来のグループウェア付随のワークフローでは「複雑な経路設定のしづらさ」や「組織改編時の負担」が大きな課題となっていたB社様。
グループウェア機能をMicrosoft 365へ移行・統合する中で、申請・承認業務はワークフローに特化した「FLOW+」を採用し、効率化とスムーズな運用を実現されました。FLOW+導入の背景と効果、今後の展望について、お話を伺いました。

PROBLEM 課題・ご要望

FLOW+を導入する前、どのような経緯で見直しを検討されたのですか?

これまでは国産のグループウェア(オンプレミス型)に付随したワークフロー機能を使い、申請・承認などの社内業務を運用していました。社内ネットワーク上では快適に使えていましたが、テレワークの普及や働き方の多様化に伴い、「リアルタイムな状況確認がしづらい」といった不便さが顕在化してきました。
同時に、Microsoft 365の導入も進んでおり、スケジュール管理やファイル共有などの機能はMicrosoft 365でまかなえるようになってきたため、社内としても「徐々にMicrosoft 365へ移行・統合していこう」という方針が生まれました。
ただ、申請業務に使っていたワークフロー機能に関しては、Microsoft 365に標準で備わっているものではカバーしきれない部分もあり、そこをどうするかが課題になっていました。

既存ワークフローにはどのような悩みがあったのでしょうか?

業務の拡大とともに、申請経路が複雑化していく中で、既存の設定画面ではルート全体を把握するのが難しくなっていました。分岐条件を設定しようとすると、縦にズラリと並ぶUIになっていたため、全体像がつかみにくく、複雑なルートになればなるほど設定や運用に負担がかかっていたのが正直なところです。
また、あくまでグループウェアの付属機能という位置付けであるがゆえに、改善要望を出しても他機能との優先度の兼ね合いもあってか、なかなか対応に至らないことも多く、今後の業務展開を見据えて、よりワークフローに特化したシステムへの移行を検討するようになりました。

EFFECT 導入・効果

FLOW+を導入して、どのような変化がありましたか?

まず、申請フローの作成が格段に分かりやすくなりました。FLOW+では、分岐の条件やルートが横に展開されて視覚的に表示されるため、申請経路全体を俯瞰して確認できます。「この申請はどこに回るのか」「どんな条件で誰が承認するのか」が、ひと目で把握できるようになり、フローの設計や修正がとてもスムーズになりました。
設定ミスのリスクも減り、これまで「こういうルートは作れるだろうか」と悩んでいたような複雑なケースも、積極的に実現できるようになったのは大きな進歩です。

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運用管理面では、どのような改善がありましたか?

FLOW+では、組織や従業員のマスタ情報に対して「適用開始日」を設定できるため、たとえば新年度に向けた異動や組織改編がある場合でも、あらかじめマスタを登録しておくことができます。
従来は異動の当日にすべての設定作業を行っていたため、毎年その時期になると“人海戦術”のような対応が必要でしたが、今では事前準備でほとんどの作業を済ませておけるので、運用負荷が大きく軽減されています。管理部門からも「もっと早く移行しておけばよかった」という声があがるほどです。

さらに、オンプレミス環境で必要だったサーバー機器の導入や更新・保守といったコストが不要になりました。利用料も月額換算で一人あたり200円と非常にリーズナブルで、トータルコストの削減という面でも大きな効果を感じています。

使い勝手や承認のしやすさについて、社内の反応はいかがですか?

Microsoft 365の導入が進みTeamsも全社利用している中で、FLOW+からTeamsへ通知を飛ばせるようになったことで、申請の存在に気づかずに滞るケースが減りました。日常的に使っているチャットツールで承認依頼が届くので、承認者側もスムーズに対応できています。また、クラウドサービスなので、外出先や自宅からもアクセスできるのは大きなメリットです。どこにいても承認状況が確認できることは、テレワーク時代において非常に心強いと感じています。

FUTURE 今後の展望

今後、FLOW+に期待していることはありますか?

FLOW+はワークフローに特化したシステムということで、こちらの業務ニーズにしっかりと耳を傾けてくれていると感じています。導入後のサポートも丁寧で、相談もしやすく、安心感がありますね。
今後、社内の申請業務がさらに細分化・高度化していく中でも、使いやすさと柔軟性を両立しながら機能進化を続けてくれることを期待しています。単なる申請ツールとしてだけではなく、業務全体の可視化や標準化を進めるためのプラットフォームとして、FLOW+を活用していきたいと考えています。

担当より一言

このたびはFLOW+をご導入いただき誠にありがとうございます。FLOW+の導入にあたり、現行運用の整理や導入準備、切替作業と、多大なご協力を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。今後も運用面や機能面でご要望を伺いながら、引き続き業務の効率化に貢献できるよう努めてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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