【BIコンサルタントが語るコンサルコラム】
第3回:一人異業種交流会

第3回:一人異業種交流会

いつもお世話になっております。
コンサルティングソリューション部の長榮(ナガエ)と申します。
システム構築・IT・業務改善・業務改革に関する情報や、業務において日々感じていることを、この場をお借りしてお話しさせて頂くコーナーです。今回は3回目。

今はネットで検索すれば多くの情報が手に入る時代ですが、皆さんは書籍を手にしますか?
我々 IT の世界に居ると「最新の情報を得ること」ばかりが重要視されることが多いのですが、
「別の業界はどうなの?」と、少し異なる視点で異業種の専門誌やドキュメントを漁ってみると、普段知ることのない「その業界特有の常識」に出会え、意外な視点に気付かされます。

例えば、品質向上・障害対応・根本対応について悩んでいるなら、人の命に関わるなど、
絶対に事故を起こしてはいけない業界(ロケット・航空機・医療 など)の教訓や対策を調べてみることや、 コミュニケーションに課題を感じるなら、心理学や交渉術・教育現場などが参考になるかもしれません。
最近の個人的ヒットは「医療とコミュニケーションについて」。

看護師さん同士の申し送り、患者さん・ご家族への対応、新人研修医への対応など、
「なるほどね」と思わされるだけでなく「どこの業界も考えていることは同じ」と、
改めて気付かされることも多々あります。
以下に、気になった一文をご紹介します。

以下、引用

「嫌な予感」は実在する。
非科学的だと笑い飛ばさずに、予感に耳を傾けて分析することで、
間違った思い込みに基づいて行われた判断を、正しい流れに戻すことができるようになる。
ミスは素早く発見されるべきで、ミスを見つけたら原因を探して、病棟のルールを
改善していかないといけない。
ミスを素早く発見するために欠かせないものが「チームワーク」で、チームというものの
ありかたは、スポーツのそれと職場のそれとでは目指す方向性が異なってくる。


一冊じっくりでなくともペラペラと気になる部分を捲るだけで、素敵な出会いがあるかもしれません。

配信日:2021年2月10日

長榮 智和 / Tomokazu Nagae
ITストラテジスト / プロジェクトマネージャ / システムアーキテクト / PMP

2002年新卒入社。大手電機メーカー様の業務に長年従事。要件定義から開発/導入/運用/再構築と各フェーズを経験。 後半の10年程は、SCM・PSI領域の見える化(BI)業務にて PM・IT企画構想担当。中国(蘇州)・インドネシア(ジャカルタ)への海外出張も経験。 現在は、BI・IT コンサルタントとして、業務整理・業務改善・データ可視化などに携わっている。

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