【PowerPlatformコラム】
第22回:Power Automate for desktopのループ(繰り返し処理)使用法

第22回:Power Automate for desktopのループ(繰り返し処理)使用法

こんにちは!Power Platformコラム担当の高橋です。
第22回は、Power Automate for desktopのループ(繰り返し処理)使用法についてご紹介します。
ループ処理は「For each」「Loop」「ループ条件」の3つの項目があります。
3つのループ処理の違いについてご紹介します。

まず1つ目の「For each」は、データの各行に対して繰り返し処理を行います。
ポイントは取り出したいデータを指定するだけでデータの入力されている行を取り出し処理できるため、 事前にデータの件数などが分からなくても使う事ができます。

2つ目の「Loop」は、指定された数値などカウントを基に繰り返し処理を行います。
ポイントはループを繰り返す回数があらかじめ決まっている処理で使用する事ができる点です。

3つ目の「ループ条件」は、条件判定を基に繰り返し処理を行います。
ポイントは変動する条件を使って繰り返しを行うような場合に使用できます。
例えば、作業時間が10分以内、30分以内である限り判定を繰り返すフローなどです。

まとめると、データの件数が事前に分からない際には「For each」を使用し、 件数が事前に分かり、繰り返したい処理の回数が確定している場合には「Loop」を使用します。
また、変動する条件が設定した内容と正しいか正しくないかを判定しながら、 繰り返し処理を行うなら「ループ条件」を使用します。

どのループアクションが適しているのかは今回の内容を参考にして使い分けていただければと思います!
以上Power Automate for desktopでのループ(繰り返し処理)使用法でした!

配信日:2022年9月30日

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