【BIコンサルタントが語るコンサルコラム】
第7回:芸術・美術と繰り返し

第7回:芸術・美術と繰り返し

いつもお世話になっております。
コンサルティングソリューション部の長榮(ナガエ)と申します。
システム構築・IT・業務改善・業務改革に関する情報や、業務において日々感じていることを、 この場をお借りしてお話しさせて頂くコーナーです。今回は 7 回目。

興味の無い方には「何の話?」となってしまうかもしれませんが、製品作りや業務を行う上で、 芸術・美術の世界に目を向けることが良くあります。
“センス”で片づけられることもありますが…

IT 関連の書籍にも「ハッカーと画家」や「Beautiful Data」などのタイトルがつけられたり、 IT 職種の中にも「ITアーキテクト(設計士)」があったり、 デザイナーの思考方法と手法をビジネス課題に利用しようとする「デザイン思考」など、 芸術・美術と関連付けたキーワードを沢山聞くようになりました。

日本語(文章)・プログラム・UI・設計・製品…など、「美しい」「綺麗だ」と感じさせるモノには、 作り手の熱い意志や深い思考の内在を感じると共に、 そこには何かしら共通のルール・不文律のようなものが有る気がしています。

製品を納める・業務を設計する身としては「もっと美しい方法は無かったのか?」と振り返ることがしばしばあります。 勿論、それは個人的にも当チームとしてもです。

私のスマホの振り返り用メモには、いつどこで保存したのか?も忘れてしまったものがチラホラあります。
気になった一つを改めて調べてみると、偉大な建築家のエッセイの一節でした。

― 芸術的創作のためのあり方は規則正しく繰り返すこと、謙遜、持続性、辛抱強いことだ…


我々が納品する製品においても、”レビュー・検証しては作り直す” というプロセスを踏みますが、 規則正しく繰り返す(サイクルを回す)ことで、少しでも良いものが生まれる可能性を広げるはずです。

今後も泥臭く続けて行こうと思います。

配信日:2021年6月14日

長榮 智和 / Tomokazu Nagae
ITストラテジスト / プロジェクトマネージャ / システムアーキテクト / PMP

2002年新卒入社。大手電機メーカー様の業務に長年従事。要件定義から開発/導入/運用/再構築と各フェーズを経験。 後半の10年程は、SCM・PSI領域の見える化(BI)業務にて PM・IT企画構想担当。中国(蘇州)・インドネシア(ジャカルタ)への海外出張も経験。 現在は、BI・IT コンサルタントとして、業務整理・業務改善・データ可視化などに携わっている。

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