【コンサルコラム】
第15回:ほんでなんなん?

第15回:ほんでなんなん?

いつもお世話になっております。コンサルティングサービス部の長榮(ナガエ)と申します。
システム構築・IT・業務改善・業務改革に関する情報や、業務において日々感じていることを、
この場をお借りしてお話しさせて頂くコーナーです。今回は 15 回目。

ケント・ベックさんは、エクストリーム・プログラミング(XP)の考案者で
アジャイルマニフェストの起草者の一人です。

ビジネス上の理由で設定された納期とスコープでは、チームの完全性を維持できない。
ユーザとスポンサーの関心事項は重要だが、開発者の要求にも正当な根拠がある。
三者全員が互いに情報を提供する必要がある。
…(中略)…
チーム間の権力と責任の適切な共有は、非現実的に思えるかもしれない。
このバランスには、相互尊重が不可欠である。絶対的な権力は存在しない。
― 出展:「XPエクストリーム・プログラミング入門~変化を受け入れる」
― ケント・ベック

コラムのタイトルは「だから何なんだ?」「それでどうするの?」の大阪弁(関西弁)。
注意すべき警鐘の 1 つです。
お客様からこのようなお言葉を頂く時は、お客様のイメージする内容と我々のアウトプットに
ズレが生じている場合です。いわゆる「期待値コントロール不足」の状態。
示唆を求めていた(期待していた)お客様に対して、ご期待に沿えないサービスや結果を提供して
しまった場合の、お客様の反応です。

「コントロール不足」と表現すると、”出来ていない = 支配下に置けていない・管理不足”
というニュアンスで指摘や意見を見聞きするのですが、少し異なるような気がしています。
要するに「バランスが取れていない」ということではないか?と思うのです。

お客様の期待が、チームやプロジェクトの実力をはるかに超えているのかもしれませんし、
チームやプロジェクトで「今後どうするのか?」「結果何なのか?」の議論を怠り、
アウトプットが不足しているのかもしれません。何れにせよ、お客様との対話が必須な状況です。
アウトプットする内容・レベル・優先順位・期日など、相互に尊重しながら会話します。

何かを作り出す場合・分析や調査をまとめて提供する場合は、「それでどうするの?」を考えたのか?
十分に盛り込めているのか?お客様の立場で考えたのか?と問いかけます。
「ほんで?(それで?)」「結論は?」と、先輩方や上司とやり取りした若き日を思い出しながら。

配信日:2022年2月10日

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