【BIコンサルタントが語るコンサルコラム】
第27回:中学生と考える
第27回:中学生と考える
いつもお世話になっております。IT コンサルティングサービス部の長榮(ナガエ)と申します。
システム構築・IT・業務改善・業務改革に関する情報や、業務において日々感じていることを、
この場をお借りしてお話しさせて頂くコーナーです。今回は 27 回目。
先日参加したあるセミナーで「本質観取(ほんしつかんしゅ)」という言葉を初めて聞きました。
40半ばを迎えても尚、未知の言葉が沢山あり、恥ずかしい限りです。
哲学や現象学が関連するようですが、その場は「”〇〇の本質とは何か?” と、ものごとの核心を射抜き、
言語化する力」と説明されていました。
つい先週末「なぁ、”人間だけが出来ること”って何があるかな?」と息子(中学1年生)から唐突の質問。
「ん?なんで?」と確認すると、授業で AI を習い『未来のことや将来働くことについて考えよ』と、
問いかけがあったとのこと。最近の中学生ヤバい…。パッと頭に浮かんだのが冒頭の言葉でしたが、
「難しいね。こんな風に “何があるかな?” って考えることかなぁ…」と答えを濁してしまいました。
2016年に DeepMind 社の AlphaGo がニュースになった直後、当時のお客様が AI・機械学習・
深層学習(ディープラーニング)の業務利用を検討されていたこともあり、必死に概念を勉強したものでした。
AI の能力向上は著しく、徐々に身近なサービスやツールに組み込まれ始め、業務利用が増えています。
「最近の話題について行かねばっ!」と、ChatGPT に自身のメルマガ(コラム)を要約させてみました。
全26件を投入した結果、幾つかはエラーでしたが、優秀な回答を得られたものを以下に挙げてみます。
“箇条書きで” や “要約して” などの要求にも対応してくれます。
(※ChatGPT:OpenAI が2022年11月に公開した AI チャットボット。
今回の利用版:Jan 30 Version.)
入力記事>
第18回:優先と最優先と取捨選択
ChatGPTの回答>
- スコット・バークン氏は、「メタ意思決定」すなわち、どの意思決定に時間を割くのかという意思決定のスキルがとても重要であると言っています。
- 現在のチームは多くのお客様からのご要望をフル稼働で対応しており、タスクリストは新規の要望や作業依頼による追加とグレーアウトを繰り返しています。
- それにも関わらず、残タスクの総数が減っていく感覚がないため多少の疲労感はありますが、お客様と一体で実施することによって心地良い疲労感があると言います。
- お客様と週1回の状況と進捗のご報告を行い、優先順位を確定させます。優先順位の決定権はお客様にあります。
- 先輩に教わったところによれば、優先度1のものを片付け、優先度2を繰り上げるか、全体から優先度を見直すことが大切です。大学時代の恩師にも同じようなことを教わりました。
返答結果を見ていると「今後どんな仕事が残っていくのか?」「働くとは何か?」と考えさせられます。
「本質を突き言語化する」など容易に可能になるのでは…?と、恐ろしくもあり楽しみでもあります。
配信日:2023年2月10日
ITコンサルティング活用事例インタビュー
株式会社エイワハウジング様
部門間連携と情報の精度を高めるルールづくり・定着化
組織内の業務連携プロセスに課題を抱えておられました。顕在化していた課題の根本原因は何か。本質的な課題の整理とその解決施策の立案をご支援させて頂きました。
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