【BIコンサルタントが語るコンサルコラム】
第36回:外へ

第36回:外へ
いつもお世話になっております。IT コンサルティングサービス部の長榮(ナガエ)と申します。
システム構築・IT・業務改善・業務改革に関する情報や、業務において日々感じていることを、
この場をお借りしてお話しさせて頂くコーナーです。今回は 36 回目。
入社後 3ヵ月の新人研修を終え、或る大手電器メーカー様に常駐することになった私の最初の業務は、
バッチ処理の開発と月に数回依頼される新商品情報のニュースリリースページ作成でした。
後者は、Word で渡された商品画像付き文書を HTML へ焼き直し、HP 公開するというもの。
特に創意工夫が必要な業務ではなく、どちらかと言うと、漏れ無く不具合無く確実に行う機械的作業。
それでも、自らが携わった納品物が広く世に出ていく様は、高揚感溢れる体験でした。
「 何層にも折り重なった複雑な問題の解決には、何層もの視点が欠かせない。
アメリカの偉大な心理学者フィリップ・E・テトロックはこう言った。
「視点が多様化すればするほど、見つけられる有益な解決策の幅が広がる」。
つまりカギは、異なる視点を持つ人々を集めることだ。
(…中略…)
ただ言うまでもなく、集団の各メンバーにあまり知識がなければ、その意見を組み合わせたところで
正解にはたどり着けない。今後10年で海水レベルがどこまで上昇するかを素人に訊いても無駄だ。
集合知を得るには、賢い個人が必要だ。それと「同時に」多様性も欠かせない。
そうでなければ同じ盲点を共有することになる。」
― 出典:多様性の科学
― マシュー・サイド(著)
BtoB 事業をメインに展開する弊社において、お客様の社内でご活用頂く業務システムの企画・開発・
運用保守が主であり、事例公開はあれど、詳細内容やデータは厳秘、納品物はお客様内でのみ動作します。
「納品物を全世界公開する案件に携われるか?」は、”運” の要素が大きいのも実情です。
(※誤解の無い様に記述しますが、グループ内には外部公開を対象とした HP 開発業務やプロダクトもございます)
そんな訳で「宣伝込みで、何とかして部門全員に、自らが携わったコンテンツの外部公開機会を作れないか?」と
考えたのが 2018年。手書きメモを PDF 化した資料に、”SNS活用” の文字が残っています。(※第23回コラム参照)
当時は「何を?どうやって?中身も無いのに?」「外部公開なんて駄目でしょ?」等々…色々ありましたし、
何より、”過去のしくじり(※第35回コラム参照)” が無意識のストッパーとなっていたのかもしれません。
「緊急ではないが重要なこと」の位置付けで後回しとなり、時間が掛かっていた取組みでしたが、
若手のパワーとベテランの知見によるシナジーにより、ようやく一通り公開完了となりましたので、
この場を借りて宣伝をさせて頂きます。是非ご活用ください。
素晴らしく良いモノでも、自然浸透を期待するには無理があります。戦略的で継続的な宣伝を行うこと・
使ってもらうこと・見てもらうことも、アウトプットと同様に重要であると考えています。
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配信日:2024年4月12日
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