【BIコンサルタントが語るコンサルコラム】
第8回:数値化
第8回:数値化
いつもお世話になっております。
コンサルティングソリューション部の長榮(ナガエ)と申します。
システム構築・IT・業務改善・業務改革に関する情報や、業務において日々感じていることを、
この場をお借りしてお話しさせて頂くコーナーです。今回は 8 回目。
『 概して、効果がまったく数値化されない場合には、効果がないものと考えた方がいい 』
― トム・デマルコ、ティモシー・リスター「熊とワルツを~リスクを愉しむプロジェクト管理」
トム・デマルコ(Tom DeMarco)は『ピープルウエア』や『デッドライン』など数々の名著で有名な
アメリカのソフトウェア工学者です。IT業界で働く方々は見聞きしたことがあると思います。
「数値化」は、我々がダッシュボードやレポートを作成・ご提案する際の大きなテーマの 1 つです。
無意識にやりとりされる「何となく(多い/少ない)」「大よそで」「稀に」などの「感覚値的なもの」を
どうすれば論理的・合理的な “値” として表現ができるか…?常にそんなことを考えています。
比率・割合・差・金額換算などが良い例になります。
ただ、数値は人の感覚を誘導し得る為、誤った情報操作をしない様に十分な配慮も必要です。
一方で、厳密な数字が必要無い場合もあります。
「ざっくりした値を直ぐに知りたい(出したい)」という状況では、スピーディに把握するための工夫とバランスを調整・考慮する場面となります。
7/14(水)に開催するプライマル株式会社様との共催セミナーのテーマ「予算管理」も、
目標の数値化を行う一方、全体のバランス考慮が必要な複雑な業務です。
上流の明細単位の計画策定から予算実績比較・分析まで幅広くカバーすることが可能なシステム “BizForecast” のご説明と共に、
より詳細なデータ分析を行うべく、BI ツール “Microsoft Power BI” で作成したサンプルレポートをご紹介する予定です。
お時間が許すようでしたら是非ご参加ください。
配信日:2021年7月9日
ITコンサルティング活用事例インタビュー
株式会社エイワハウジング様
部門間連携と情報の精度を高めるルールづくり・定着化
組織内の業務連携プロセスに課題を抱えておられました。顕在化していた課題の根本原因は何か。本質的な課題の整理とその解決施策の立案をご支援させて頂きました。
弊社ITコンサルティングサービスについては、下記よりご確認ください。